Europe Paris

ブロカントの楽しみ。パリの蚤の市

Bonjour!

パリ生活3ヶ月目に突入しました。

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パリで暮らすなんて思ってもいなかった頃から私にとってパリは特別で、本当に大好きな街でした。
パリでならどんな嫌なことがあっても忘れちゃうほど(笑)
憧れ、といったほうがやっぱり近い感覚で、大人になって何度行っても魅了されて、帰ってくるたび
ここでの生活はどんななんだろう、パリでの暮らしを妄想していました。
こんな風に暮らせるようになって、毎日本当に楽しいです。

そんなパリ好きな私の中で、パリと言えば、やっぱり蚤の市。
ファッションの都 パリにはたくさん素敵なお店がありますが、
やっぱり古いものが好き。時代を経て初めて生まれる色が好き。
大学時代初めて自分のお金で訪れたときから数えて5回ほど訪れていますが、毎度欠かさず蚤の市に足を運んでいます。
蚤の市といえばクリニャンクールとヴァンヴが有名ですね。
セーヌ川のかわべりの古本市ブキニストや
オードリーヘップバーンの映画シャレードに出てくる切手市も素敵です。
おじさまおばさま時々ヤングの店主は暇そうに椅子に腰掛けてタバコを一服。いかにもなんだかパリらしい。
シテ島のお花の市場や小鳥市も可愛いです。
どうしてこうも絵になるのかしら。愛とモードのパリ。

さてさて、わたしはお部屋に本棚的なものが欲しくて
毎週蚤の市に足を運んでいました。
クリニャンクールで見つけたのは、何かの箱(ワイン?農作物?)
2段重ねたら本棚になるんじゃない?
可愛くて安くてぴったり!ということで購入

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横に謎のスタンプがあって P.G とアルファベット
これがまた可愛い。
ですが、少し色が経年変化を感じさせすぎるような、、、木そのもの感があったので、
ステインと、ワックスを購入し、マホガニー調のシックな色に統一させて、艶感を出してみることにしました。
D I Y!
ステインを塗った後1日乾かしてからワックスを塗りしっかりふき取りながら磨いて、
1日。はい完成。

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いい感じになりました!
これなら小さいし日本にも持って帰れるかも?
期間限定の海外暮らしは家具のチョイスとの戦いな気がします
大きいものは持って帰るのが大変だから買えないけどせっかくだしパリらしいものを使いたい。
という小さな戦い。

今は小さなクリスマスツリーを飾ってます。
ブリキのバケツとも雰囲気ぴったりです。

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12月にはクリスマスマーケットに行ってたくさんオーナメントを集める予定です。

次は食器やら陶器類が見つかるといいな〜。

余談ですが、
パリ南西のヴァンヴの蚤の市で
わたしはすごい方に出会ったのです。
リネンなどを扱うお店をぶらぶら見ていたら、タバコの煙を近くに感じたので、
意識せずに顔を上げそちらの方を見たら・・・・
???!!!!!!!!
なんと、そこにはフランスを代表する大女優カトリーヌドヌーブ様。
ほそーいおタバコを片手に、カフェを飲みながらリネン屋のMonsieurと談笑。
フィルムの中の雰囲気そのままに華やかで麗しく
さらにパリのMadameらしくナチュラルで気さくな雰囲気まで携えていらっしゃいました。

私は1950〜1960年代の彼女とジャック・ドゥミ監督の映画が大好きで
そこからフランス好きになったと言っても過言ではないくらい。
シェルブールの雨傘 ロシュフォールの恋人たち ロバと王女
彼女の非凡な美しさと瞳、映画の中に散りばめ計算された可愛らしい色使い 
ミシェルルグランの音楽 この豪華な全てが融合して一つのフィルムにぴったりと入っている。
素晴らしい作品です。

そんな素敵なスターに会えちゃうかもしれない。
パリの蚤の市でした。

My secret idol , Catherine deneuve ,She is always perfect . Now and then.

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