Bonjour!
先日はサヴォア邸に行ってきました。
一度は行ってみたかった場所!
近代建築の巨匠ル・コルヴィジェが、サヴォア氏のために設計した
フランスの歴史的建造物に指定されている建物です。
学生のころアーティストの杉本博司さんの写真で見て とても興味を持ちました。
杉本さんの写真では白黒
モノトーンの中の大きな光のように輝くシンプルで無機質な白い四角い物体が別荘だなんて?
いつか見てみたいなぁと思っていました。
場所はフランス、Parisの西に位置するPoissyというところにあります。
ParisからはParisの中心にある、Chatelet-Les Halles という駅から、RERAという2段の電車に乗って
Poissy駅まで40分ほど。駅からはバスで10~15分(?) 歩いて25分です。
バスの所要時間がわからないのは
私が訪問した際は、本来なら出ているというバスが待てど暮らせど全く来ず・・・
結局行きも帰りも歩いたからです(笑)
長い道のりでしたが(甘く見ていたのでバレエシューズで出かけてました^^;)
バスでは見れなかった田舎の景色も堪能できました。
ほとんど人の通らないのどかな石畳の道を歩いていたら、かすかにバンジョーの音色?
どこかの教会でイベントでもやっていたのか、カントリーな音楽が響いていました。
Parisでは味わえない雰囲気に癒されました。
時間、体力に余裕のある方は歩きもオススメです!
肝心のサヴォア邸はやはり素敵でした。
まず緑の茂みの中にぽかんと現れる感じが、!
で、宇宙船と言われる所以もわかります。
近代建築の巨匠コルヴィジェの代表作とも言われるこの別荘は
外側の四角いBOXのようなシンプルな作りとは裏腹に内部はすごく計算されていて
部屋数も外観からは想像できないくらい多く動線もスムーズかつ美しい。
そして中庭とリビングの一体感がすごい。
こんな開放感・・・ ちょっと生活するのは緊張しそうだなぁ、なんて要らない心配しました。
思っていたより色が多用されていたところにも驚きました。
ツボだったのは お風呂。
この建物の中ではちょっと異質な舞台的な雰囲気が可愛かった。
あと、興奮したのはドアノブと電気のスイッチのデザインが統一されていたこと!
(電気のスイッチの写真がありませんでした。ごめんなさい。シルバーのマルポチが付いた棒を上下させるシンプルな形でした)
細部までこだわる、こだわれる、素敵。
建築めぐりの日曜日の昼下がり。
Poissy駅前の教会の前 お花が電灯のようにぶら下がっていました