2年ぶりの日本の夏がきました。
パリにいるときは、日本の夏のじめじめっとした、あの空気、恋しいなぁ、なんて感傷に浸ったりもしましたが
もう十分よ〜 お天道様。ここまで暑いとは（笑）
あと、２ヶ月も続くの〜〜 ひぃ
東京は暮らすのはとっても便利だけどね。
どこに住んでも一長一短（笑）良いことばかりでは無いですね。
でも、この暑さでスイカは美味しいし、旬の、体を冷やしてくれる食べ物を欲する感じが自然でいいかも。
ささ
パリの思い出をひとつずつ.
（この写真は関係無いけど、急に道端にお花がくくりつけられていたのです。可愛いね）
私がパリで好きになったケーキ屋さんのことを書きたいと思います。
パティスリーの本場パリには、もちろん美味しいケーキ屋さんがたくさんあります。
今をときめく有名シェフのシリルリニャックのお店とか、
パッケージも可愛くておしゃれで人気のヤンクーヴルールとか
（⇧このタルトシトロン、すーっごくすっぱかった！）
これまたパッケージ、店内ともにとっても可愛いセバスチャンゴダールとか。
（⇧チュイルリーの方のお店のイートインスペース。ブルーとゴールドの色使いや店内装飾、ケーキのカップまで。なにもかもかわいすぎるの♡）
でも、私の中では一番を挙げるなら
やっぱり Stohrer です。
ある素敵な想い出が個人的にはあるのだけど
それは抜きにしても、とっても好きです。
気取らないあまあま〜じゃない美味しさがまた食べたくなってしまう所以だと思います。
美味しいのです。
こちらはおパリ最古のケーキ屋さんだそうで。
だからこのお店は歴史的場所？的なものにもなっている。
51 Rue Montorgueil, 75002 Paris
このモントルゲイユ通りはカフェや食料品屋さんで賑わうとっても楽しい通り。
確か、どこもかしこもお休みの日曜日にもまぁまぁ賑わっていた。
決して大きくないこのお店は、たとえばラデュレみたいに、らぶりーに、美しく、デコレーションされているわけではぜんぜんない。
街中のなんてことないパン屋さんのようにすごく親しみやすい雰囲気。
（でも建物自体が古くて内装もそのまま、の雰囲気を残しているからとーっても味がある！）
（この、ごてごて飾りすぎない、素材を活かす感じがパリだよぉ）
ノエルや復活祭、イベントごとの時には、お店前にテントが出て
そのイベント用の商品ももちろん特におしゃれに飾り付けされているわけではなく、
スーパーの前に出ているそれのような大売り出し感。
マルシェみたいな雰囲気で、とにかくその親しみやすさが私の中ではリアルなパリらしさなのです。
店内に入るとケーキだけではなくお惣菜も充実していて、そちらを買い求めているフランス人も多かったのが
少し印象的でもあった。
私は食べれなかったけど美味しいのかなぁ
観光客も多いけど、地元パリジャンたちにも愛されているのがいい。
店内に入ると左側一帯にショーケースがありケーキなど甘い系が陳列され、
右側にお惣菜。
お店に入ると大体列をなして並んでいるお客さんがいるので、その後ろに並びます。
自分の番になると店員さんがカウンター越しに声をかけてくれます。
Bonjour!
街中ブランジュリーと同じスタイルです。
この掛け声ももうとんと聞かなくなったなぁ。寂しい。
スペシャリテはババオラムとマロングラッセのよう。
マロングラッセは１個たしか３〜４Euroする高級品で、栗ひとつに・・・って思ったけど
勇気を出して挑戦。
はぁぁぁぁとっても美味しい！ 栗の食感や風味もしっかり残ってちょうどいい甘みもあってバニラの風味が、おパリ・・♡
本当にフランスって、バニラ風味が多いですよね。大好き。
イートインスペースはないけど、マロングラッセならその場で食べられちゃう気軽さもいい。
ババオラムはラム酒漬けのブリオッシュ。
苦手だったけど、大人になったのか、美味しかった。
エクレアも、いちごのタルトも、ムースも、タルトシトロンも、全部美味しい。
今はやりの洗練スイーツじゃなくて、
こういうクラシックな普通のケーキ。
（これは全部同じ時に買ったわけではないです（笑））
（滞在中なんども買いに行きましたのよ）
イートインスペースはないけど
パリは日本より公園がすっごく多くてみんなのピクニック場所だからダイジョブ
そのあたりのカフェで、エスプレッソテイクアウトして。午後のカフェタイムに最高だよ
思い出したらすごく恋しくなってきた・・・・・！
次のパリ訪問の時は絶対行こう。
