南仏の旅
DAY 3
メントンを後にしてフレンチリビエラ代名詞的存在のニースへ
その前に・・・
メントンにあるMusée Jean Cocteauに。
前日にも彼が描いた市役所の壁画を見たばかり
本当にこの辺りはジャンコクトーのゆかりの地といったかんじでたくさんの作品を見ることができます。
コートダジュールに心酔した芸術家は多いですが彼もその一人で、晩年、定期的に長期滞在していたそうです。
詩人であり小説家であり劇作家でもあり、画家であり映画監督であり。
文化人たちとの幅広い交流もあった多才なジャンコクトー。
私は小説「恐るべき子供たち」を書いた人、っていうだけのうっすーいイメージできてしまいましたが・・・🙈
海岸沿いにそびえ立つかなり奇抜な形をしたジャンコクトー美術館
1階は大好きなデゥフィの展示をしていました♡o♡!
ふぉー
3、4年前に文化村でやっていた展示を見て以来大好きだったので思いがけず見れてとっても嬉しかった。
デゥフィが作ったテキスタイルはとってもかわいくてスカーフやお洋服にされたりもしていて
それらの展示もありました。
色使いははっきりしているのに柔らかくて透明感があってまとまりがある。
ノスタルジーもある。
壁紙もかわいい
ピアノに反射するにぎやかな街。キレイ
地下階がコクトーの作品。
手の中に口が出来た男
オルフェ
美女と野獣
映画の一部も流れてて
これが少し前に作られたレアセドゥとジャックラッセルが演じた美女と野獣にも通じていたような気がした。
ジャンコクトーに とか 遠い時代に とかではなく なんとなく違う世界に思いを馳せてしまうような
そんな作品と映像で刺激的だった!
パリではほとんど食べ(られ)なかった、急な魚介類の摂取に体が驚いたのか、、
お腹の調子がすこぶる悪かったのも忘れて
魅入っていましたが、
見終わった後 トイレに駆け込みました。
少しお土産やさんをぶらぶらし、
マントンのレモンのジャムやリモンチェッロを購入!
バッグデザイナーとして働いていた頃はレモンのバッグを作ったりしたくらいレモンが大好きなわたしには
最高だったけど パッケージとかのデザインはスタイリッシュな感じで、
ちょっとイメージと違う。。(田舎のダサカワみたいのを期待していた)
そんなこんなでニースへ移動
マントンのホテルから駅までは少し距離があったけど
昨日も利用した100番のバスはホテルのすぐ近くから出たので、すごく便利だった
ぽかぽか日向ぼっこがてらのようなバスは気持ちよくてこくりこくり
揺られること1時間半
船を漕いでいたらニースに到着しました。
今回のホテルは
HOTEL WEST END
ネグレスコというニースの高級ホテルの横に建つこちらのホテルも歴史は長いようで
お部屋は改装されているところと古いままの所と、いろいろあるみたいです。
お部屋から海が見えた・・♡
ラジオでクラシックを流して青い空と海を見ながらぼーっとしていた。
頭の中では アランドロン主演の映画地下鉄のメロディの冒頭の場面がちらちらよぎってた