Bonjour!!
すっごく嬉しいお買い物しました・・・!
そう、ミシンがおうちに来ました♡♡!
いらっしゃいませ ジャノメフランスちゃん!
帰さないよ〜!
もはや世界のジャノメなんですね!
ううう可愛いよう・・・・
こんなコンパクトなのに色々ステッチ出来ちゃう多機能感がかわいいよう・・・!
Dartyで200ユーロ弱でした✳︎
私は服飾の学校に行っていたので日本の家にはJUKIの職業用のミシンがあって
その前から色々ものを作っていたりしてかれこれ10年以上ミシンと親しんでいたので
ミシンのない生活はなんだか心細い気持ちになってました。
そんな時に、この子がうちに来てくれました。
ありがとう、ありがとう!!
色々作ろうね! ジャノメ〜
作りたいお洋服がいっぱい。
私は本当にお洋服が好きです。(なんの宣言)
インテリアも大好きなので、
さっそく、手始めにクッションカバーを作りました♡
後ろは紐で結ぶタイプにしました。
この生地はモンマルトルの生地やさんで買ったものですが、
すごくかわいくって、
ダイヤのキルティング調にステッチが入っていて接点にはカラーの糸がくるように織られています。
ダイヤ キルティング ドット 好きなもの三拍子揃ってる。
ナチュラルで少し甘いのが好きなので、リボンはあやテープみたいな何の変哲もない素材ですが、
2本ずつにして結んだ時に目立つようにしました。
まだ寂しいので、クッションはあと2つくらい欲しいな。
ブルーか イエローか オレンジか ピンク
はぁモノ作りってなんでこんなに楽しいんでしょう!(≧∇≦)
ここからは思い出話。
わたしの祖母はもともと生地屋さんの洋服部門の仕事をしていた人でした。
戦後。ちょうど、人々の服が、着物から洋服に変わっていく最中で、
まだ既製服もメジャーではない時代。
当時は、(田舎だから?)今のようにデザイナー、パタンナー、縫製工場、などという分業制がなかったそうで、
お客様と相談して欲しい服、生地、形、を決め縫製をしてお客様に渡す、というのが一人の仕事として成り立っており
洋裁学校を出たばかりの祖母はその仕事をしていたそうです。
(今でいうオーダーメイドみたいなものですね。)
その時代の経験があるからでしょうか。
祖母はいくら趣味で作ったものでも決して妥協せずにぴしっとしたものを作っていました。
お弁当袋など小さなものでもセンスを持って考え、仕立てを怠りません。
もちろんメインはお洋服で
自分のもの、子供達のお洋服を作っていました。
彼女が作ったお洋服を見ると、本当に惚れ惚れしてしまう。
どれもこれも、祖母のファッションセンスに脱帽してしまうくらい素敵なお洋服ばかりだから。
そして仕立ても完璧。
特にサマーワンピースの数々は最高なのです〜!
生地も、刺繍も柄も今の時代にはないような雰囲気でとっても可愛いし、
まだ化学繊維がそこまでメジャーではない時代だったので絹、綿や麻など天然繊維が使われていて
とても味わいあるのです。
小さな町ですが唯一か唯二の手芸屋さんに行ったときにあの方のお孫さんなのね!と言われたことがあります。笑
それくらい手芸に関しては一目置かれた人だったのかなぁ^^
何事も自信を持って努力を惜しまず邁進することが大切だと思いました。
今でも祖母は、戦後、洋裁学校に入るときに初めて手に入れたSINGERのミシンを使っています。
綺麗に手入れされたミシンです。
買い換えたっていいはずなのに彼女の中でそれはありえないようです。
ポリシーを持つことも素晴らしいこと。
夏休みに帰るたびに、祖母の、布を扱う美しい仕草と、
カタカタとリズミカルに大きな音を立てて動く黒い鉄のミシンを見ていた私は
自然とそれに近づきたくて憧れていました。
それからは創意工夫の宿題を手芸を使って祖母に手伝ってもらいながら作ったり
編み物をしたり、とにかく作る、ということに想いが生まれ始めました。
私が生きている時代は祖母の時代とはもちろん違って
既製服ばかり ファストファッションも当たり前の世界になりました。
わたしもZARAだって好きだけど、ときどきモードなお洋服を買ったり、作ったり、
ミックスしていくことが好きです。
どんな小さなものでも自分の手で可愛いものを作ることだけはやめたくないたいな〜。
と思っています。
服も小物もたくさん作りたいな!
またアップしよう〜!