Europe Voyage

アルザスのクリスマスマーケットの旅 その1 Marchè de Noël

Boooonjour!

もう終わってしまいましたが、
Joyeux Noël !
みなさまはどんなクリスマスを過ごされたのでしょうか^^

先日はまたまた小さな旅へ♡
Petite voyage!
フランスの南東に位置するアルザス地方に行ってきました。

アルザスといえば
暖かい時期はワイン畑が道の両側に広がるワイン街道を通ってのカーヴ巡りや
花々がとても美しい地域ということでも知られています。
またドイツとの国境付近に位置するので、街並みはまるでドイツのよう。
その一般的なフランスの地方とは一味違った風景も有名ですね。
でも最も有名なのはこの時期のクリスマスマーケットではないでしょうか。
はじめてのストラスブールのクリスマスマーケット♩
どきどきわくわく旅の始まり。

案の定?
寝坊はしてないはずなのに、気づけばかなりギリギリで動いていた私たち。
いそげいそげ〜〜〜
駅構内をすごい勢いで走る日本人カップル。。怪しかったことでしょう。
なんとか間に合って乗り込みました!
朝早い列車は要注意ですね!

Gare de l’est から TGVで2時間
ストラスブール駅に到着です。
1日目は村々を回る個人ツアーに申し込みました。
私たち2人に対して、ドライバーさん1人という
なかなか贅沢なツアーだったので、お値段の方もかなり、贅沢な金額で・・・爆
人数が増えたらもっと安くなるようでした。
私たちはふたり揃ってペーパードライバーなので、仕方なかったかなぁと思います^^:
この時期にアルザスにまた来れることがあるかわからないし、せっかくなので、ここは存分に!楽しみました♩

ワイン街道は、こんな見晴らしのいい景色
すっごく綺麗に晴れた日で、清々しかった〜

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コースは
ストラスブール駅→オークニクスブール城→カイゼルスベルク→エギスハイム
というのが基本ルート。

オークニクスブール城は
標高755mという高い山頂に建つ、城塞の役目を果たしたお城だそうです。
お城のそばから地上を見下ろすと、ブラックフォレストが奥に、
ブドウ畑と家々が眼下に広がる、なんとも眺めの良い景色でした。

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お城は華やかな感じよりも、すこし怖い雰囲気、というか。
なんといったらいいのかよくわからないですが、
守っている、壁っぽい感じでした。
素人目ですが、雰囲気はモンサンミッシェルと似てるかな、なんて思いました。
こちらは再建されたもののようですが雰囲気たっぷりでした。

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私がなんだか目を奪われてしまったのは、内部の晩餐会のお部屋。
なんとも、、奇妙な雰囲気。
普通、お食事のお部屋はとっても豪勢なはずなのに、上にはシャンデリアではなく、何かの動物の骨!
ひえ〜〜

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壁画もなんだか、迫力はあるけど美しさというよりちょっと怖さを感じるような。
隣の部屋も・・
天井低いし・・・

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ロマンポランスキー監督の 68年の映画 ローズマリーの赤ちゃんをなぜか思い出しました。

こんな謎な壁画のお部屋もありました。
すごい、ツノだらけ。平面と立体のコラボレーションがすごい。

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でも、独特な雰囲気でとても興味深かったです。
戦いということを感じさせるお城でした。
このアルザスの地域は、
フランス領になったりドイツ領になったり、4度も所有権が変わったそうです。
そういった地域の特異な運命も出ているのかなと勝手に思いました。

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って、でも私、お城っていうのに成人してから行ってない・・?
あれ、もしかしてお城って大体こういうもの?
???????
・・これから 検証します^^:

次は、いよいよクリスマスマーケット。Marchè de Noël!!

私たちが行ったのは カイゼルスベルグ、エギスハイム、がメインでしたが
他の綺麗な村々は車で通ってくれたり、次の日に行く予定のコルマールのレストランの名前を教えてくれたり、
ドライバーさんは親切でした。

村ごとにそれぞれ趣の違うMarchèで、何も買わなくともそれを見て回るのも風情があって素敵です。

こちらはちらりと通ってもらった街のかわいいNoëlのオブジェ。
こういった何気ない街中になじむようにディスプレイされているのが可愛らしく、
地域に密着しているものなんだな、と感じさせます。

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そうこうしていたらカイゼルスベルクに到着。
ちょうどお昼だったので、Chambardというレストランに行きました。(ドライバーさんオススメ)
奥に見えてるお店です
こちらはホテルですが併設されているレストランに行きました♩

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Menu の シュークルートとデザートのセットにしました。

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はじめてchoucroute を食べました〜!
美味 美味 美味でした♡!
実は、昔、東京でフランス語を習い始めた時、例文の中にこの料理が出てきました。
カフェでオーダーをするシーン。
「Qu’est-ce que c’est ? Choucroute?」
(シュークルートとはなんですか?)
「C’est un spécialité d’Alsace. C’est très bon, mais un peu lourd.」
(アルザスの伝統料理です。とても美味しいですが、少し重いです。)
と言った内容で、なぜかその、ネガティブなイメージの方が残って(笑)
あまり期待していなかったのですが、
とても美味でした〜!!
ベーコンが3枚とソーセージが2本、その下にたっぷりのザワークラフト、まわりに茹でたジャガイモ、
といういたってシンプルなお料理で見た目もかなり豪快です。
でも、ベーコンもソーゼージも全て違う種類が使われ、多いけどそれぞれの味を楽しめたので飽きることもなく、
ザワークラフトの酸味がぴったり!でぺろりしました。

そしてデザートは2層になったアイスのケーキ!

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これもとっても美味しくて、たぶん、目がハートになってました。

お供はやっぱりアルザスワイン♡
あぁ、美味しいものって最高〜

お昼に結構時間をかけてしまったので、
カイゼルスベルクはほとんど見る時間がなく過ぎてしまいました。
でも大通りはとても賑わっていてクリスマスマーケットの雰囲気を味わうには十分でした。

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そして、美味しい昼食は旅の大切な要素なので、良しとしたいと思います。

次に訪れたのは、
エギスハイム。

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細い小道にそって、木組みの家々が並んでいてそれだけでもキュート!
夜になると電飾に明かりが灯って、きっととっても綺麗なんだろうなぁ

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入り口の字体もなんだかほっこりでカワイイ

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木のサンタが大小でにっこり♡
にこにこ〜 かわいくて癒される。

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だんだんと日暮れてきた頃、
私たちは帰りましたが、明かりが目立ち始めました。もうちょっといたかったなぁ

Vin chaud(ホットワイン)と Marrons chaud(焼き栗)が美味しすぎて
寒いのに、とっても幸せな気分になりました・・・・♡

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途中の村の、本当に村祭り的なところで見たシュールな一枚で、村巡りは終了します。
これは、どういう状況なのだろう?

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次はストラスブールの夜へ。

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